2013年に読んだ本 ベスト10

2013年、数えてはいませんがたぶん100冊は読んだと思います。殆ど小説ですが。
東野圭吾のガリレオシリーズを読み始めたのも今年です。

僕は読んだ本の内容をしっかり覚えてられないので、
ここで紹介する本はその中でも特に内容の印象が強かった本ということになります。
あんまランキングは関係ないかも。

10.東野圭吾『聖女の救済』

聖女の救済 聖女の救済
東野 圭吾

文藝春秋

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ガリレオシリーズの長編。
他の長編は人物に焦点が置かれてトリックが地味ですが、本作はシリーズの中でもかなりの驚き。
湯川先生があまり活躍しないところも面白いです。

9.大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン』

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫) グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)
大槻 ケンヂ,江口 寿史

角川書店

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グミ編チョコ編パイン編の3部作。なんと完結まで11年かかっています。
ボンクラ青春ものであり、フィクションながら大槻ケンヂの半生のような感じも受けました。
パイン編の怒涛の展開には心打たれます。

8.武田百合子『犬が星見た―ロシア旅行』

犬が星見た―ロシア旅行 (中公文庫) 犬が星見た―ロシア旅行 (中公文庫)
武田 百合子

中央公論新社

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著者である武田百合子と夫で作家の武田泰淳のロシア旅行記。
昭和44年の旅。毎回書かれる食事が興味深いです。
作中に登場する銭高老人はゼネコン銭高組の会長。この会長がとても良いキャラクターで笑えます。
独特な視点の観察力で他にはない旅行記になっていると思いました。

7.森博嗣『工学部・水柿助教授の日常』

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫) 工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)
森 博嗣

幻冬舎

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水柿助教授=森博嗣 水柿助教授≠森博嗣 水柿助教授≒森博嗣
小説ですがエッセイ感覚で読むのが正解でしょうか。
森博嗣作品で最も笑えると思います。3部作、どれも面白いです。

6.マーシャ・ガッセン『完全なる証明―100万ドルを拒否した天才数学者』

完全なる証明 完全なる証明
マーシャ・ガッセン,青木 薫

文藝春秋

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今世紀中の解決は無理と言われた難題を解き、受賞も賞金も断って姿を消したロシア人数学者のペレルマン。
消息不明のペレルマンを追えるところまで追った伝記。これ以上のものは書けないと思います。
当時のソ連の政治背景なども面白いです。

5.園子温『非道に生きる』

非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉) 非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉)
園 子温

朝日出版社

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この人でなければあの映画は創れなかったというエピソード満載のエッセイです。
園子温監督のアイデア、天才的な感性を垣間見れます。
監督のファンならより作品に踏み込めますし、ファン以外の人も興味を持てるのではないでしょうか。

4.半藤一利、宮崎駿『半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義』

半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫) 半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義 (文春ジブリ文庫)
半藤 一利,宮崎 駿

文藝春秋

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昭和初期の話や夏目漱石の話題など、初対面とは思えない充実した対談だと思います。
半藤氏が「風立ちぬ」を観る前と後で分かれているのも面白いです。
宮崎監督は引退したけど、まだまだ構想があると語られているので今後に期待です。

3.藤井太洋『Gene Mapper -full build-』

Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA) Gene Mapper -full build- (ハヤカワ文庫JA)
藤井 太洋

早川書房

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拡張現実が当たり前でインターネット崩壊後の世界。
バイオテクノロジーにウェブデザイン的要素を盛り込ませ・・・。
日本とベトナムが舞台の近未来SFです。こんな世界観のSFは他にないでしょう。
僕は本作を読んでベトナムに行きました。それくらい印象深い作品。

2.坂本真綾『from everywhere.』

from everywhere. from everywhere.
坂本 真綾

講談社

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声優・坂本真綾さんのヨーロッパ一人旅行記。
文章のやわらかさとか一人旅ならではの失敗や緊張感が伝わってきます。
僕はこの本を読んで一人海外旅行に行けました。
一人旅に行こうか悩んでる人の背中を押してくれる本です。

1.月村了衛『機龍警察 暗黒市場』

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド) 機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)
月村 了衛

早川書房

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機龍警察シリーズ3作目。どんどんスケールアップしていきます。
シリーズで最もスリリングな展開。手に汗握るクライマックス。
でも僕は次回作からが本番だと思います。これまでの3巻が搭乗員の紹介みたいなものですから。
今、一番注目の小説です。

おわり。

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