石踏一榮『ハイスクールD×D1 旧校舎のディアボロス』を読みました

ハイスクールD×D1  旧校舎のディアボロス (富士見ファンタジア文庫)

あらすじ

念願の初デートで相手の女の子に殺されてしまった、バカでスケベな高校生・兵藤イッセーは、悪魔として転生。その日から彼は、学校一の美少女で上級悪魔なリアス先輩の下僕となり、働くことになってしまうのだった!

感想

冬アニメになる前に原作を読了。1時間半くらいかかりました。

学園ラブコメバトルファンタジーという僕が最も苦手なジャンルですが、
とってもストレートな作品なので難しい事も無く非常にあっさり読めました。

モテない男子高校生が美少女に囲まれてバトル〜というありがちなお話。
悪魔と堕天使という古臭いテーマ。

前半の日常ラブコメパートのテンポの良さは面白かったです。
掴みとしてはとても良い展開でした。

しかしダサい。08年の作品とは思えないダサさ。王道のダサさ。
これが良いか悪いかは人を選ぶと思います。
たぶん多くのラノベファンは好きだと思いますが僕はダメでした。

後半はバトルがメインで前半の飛び抜けたラブコメ要素が全くないと言ってもいいです。
バカでスケベな設定が活きていないし、最も弱いはずの主人公がご都合主義によって最強キャラになるのも理解が追いつきませんでした。

まとめ

ラブコメに期待しすぎは外れ。
バトルファンタジーが好きな人は買い。ラノベの王道が好きな人も買い。

杉井光『神様のメモ帳』を読みました

神様のメモ帳 (電撃文庫)

あらすじ

「ただの探偵じゃない。ニート探偵だ。世界を検索し死者の言葉を見つけ出す」路地裏に吹き溜まるニートたちを統べる“ニート探偵”アリスはそう言った。高校一年の冬に僕と同級生の彩夏を巻き込んだ怪事件、都市を蝕む凶悪ドラッグ“エンジェル・フィックス”―すべての謎は、部屋にひきこもる少女探偵アリスの手によって解体されていく。「真実はきみの平穏を破壊する可能性がある。それでも知りたいかい?」僕の答えに、普段は不真面目なニートたちが事件解決へと動き出す!情けなくておかしくて、ほんの少し切ない青春を描くニートティーン・ストーリー。

感想

約3時間かかって読了。小難しい言い回しが多かったです。

あらすじを見ると「ニート探偵」という単語が出てきて、初見ではつまらなそうな印象を与えるかもしれません。
しかし内容はキャラクター設定さえ除けばドラッグをテーマにしたシリアスなストーリーであり、良い意味でライトノベルらしくないなと感じました。

作者の伝えたいメッセージ性、キャラの台詞一つひとつは思春期に思い描く人生観をよく反映させてたと思います。

特に264P。

    人がなんのために生きているのか、だれでも子供の頃に少なくとも一度は考えてみたことがあると思う。この国には、その答えがわかりやすく書いたテキストが存在しないから(かつて存在していたものは大東亜戦争とバブル経済崩壊で焼かれてしまった)。

この一文から続くナルミの「なんのために生きているのか」がよく現れていると思います。

前半は独り言の多いナルミですがニート探偵や重大な事件に関わることで、塞ぎこみがちだった性格が改善されているのもよく現れています。
ただ、病院に通ったりラーメンはなまるに行くのはいいんですけど、学校を休みがちなのはどうかなぁとw

お気に入りのシーンは学校の屋上でアリスと過ごすシーン。
ナルミの暴走ぷりにはびっくりですが、あの場面で言うアリスとナルミが二人をよく表現していたと思いました。

1巻で90%くらい綺麗に纏まっていますが、やはりラノベらしく次巻に続く展開です。
読む機会があったらまた感想を書こうと思います。

声優写真集『Voice Angel』を購入しました

Voice Angel

概要

2011年飛躍を遂げた4人のVoice Angelに迫る!!
ロンググラビア&スペシャルインタビュー
次世代を担うフレッシュ声優10人をPICK UP!!

掲載声優

■ロンググラビア&スペシャルインタビュー
竹達彩奈/小倉唯/茅野愛衣/悠木碧
■フレッシュ声優10人
石原夏織/伊瀬茉莉也/上坂すみれ/内田真礼/大久保瑠美/小松未可子/佐倉綾音/高森奈津美/日高里菜/安野希世乃

感想

まず表紙の4人。各17ページあって、そのうち1ページがインタビューになっています。
様々な衣装と野外・室内の写真があるので沢山の表情が楽しめます。

小倉唯ちゃんは水辺の写真と最後のアロマキャンドルを持った写真が特に素晴らしいです。
ちなみにアニメイトとゲーマーズの特典であるポスターはアロマキャンドルを持った衣装の販促用ポスターでした。
『Voice angel』店舗特典は特大ポスター

他3人のベストショットは…
・竹達さん・・・ミーアキャット
・茅野さん・・・手紙を書いてる写真
・悠木碧ちゃん・・・射的の写真

う〜ん。どれも素敵です。

フレッシュ声優10人特集は各4ページ。
10の共通の質問があり、読み比べるのも面白いです。
恥ずかしながら初めて名前を知った声優さんもいますが、全員可愛いです。

人気声優14人の写真集112ページが2000円で買える!
これは永久保存版ですね。一人でも好みの声優さんが居たら購入して間違いないと思います。

『WORLD WAR Z』を読みました

WORLD WAR Z

あらすじ

中国奥地で発生した謎の疫病。それがすべてのはじまりだった。高熱を発し、死亡したのちに甦る死者たち。中央アジア、ブラジル、南アフリカ…疫病は拡散し、やがてアウトブレイクする。アメリカ、ロシア、ドイツ、日本…死者の群れに世界は覆われてゆく。パニックが陸を覆い、海にあふれる。兵士、政治家、実業家、主婦、オタク、スパイ。文明が崩壊し、街が炎に包まれるなか、彼らはこの未曾有の危機をいかに戦ったのか?

感想

ゾンビが発生した世界の後日談をインタビュー形式で書いている。
ゾンビ物の小説と言えばホラーやアクション描写が主だったと思うけど、本書のように世界各地の様々な人の視点で語られてるのは面白い。

発生から避難、反撃、そして勝利後の世界まで時系列に沿って語られるのでまるでドキュメンタリーのようだ。
様々な職業の人が出て来て地域差もあるのに、凄い描写力だなと思う。作者は相当取材したに違いない。
社会的にも人間心理的にもよく練られていると思った。

ゾンビ好きなら誰もが妄想したジョージ・A・ロメロ『ゾンビ三部作』の客観的世界。
ロメロ以降沢山の映画が作られ一つのジャンルとなったゾンビだが、本書の各エピソードは抜き取って映画にできるほど濃い内容。各エピソードのオチも好きだ。
我らが日本も偏見なしに語られるので読み応えはあると思う。

ブラッド・ピット主演の映画化も決定している。
内容はドラマ向きだけど、どんな感じになるのだろうか。映画も楽しみだ。

WORLD WAR Z WORLD WAR Z
マックス・ブルックス,浜野アキオ

文藝春秋

『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』読了

内容

なぜ、一番人気のあるコンテンツを有料にしてはいけないのか?なぜ、ビット経済では95パーセントをタダにしてもビジネスが可能なのか?あなたがどの業界にいようとも、“無料”との競争が待っている。それは可能性の問題ではなく、時間の問題だ。そのときあなたは、創造的にも破壊的にもなり得るこのフリーという過激な価格を味方につけることができるだろうか。

感想

経済学のような本を読むのは恥ずかしながら初めて。
しかしこの本はとても読みやすい。経済学の知識は必要無い。

過去から現在まで無料ビジネスは身の回りに沢山存在する。
レストランに置いてある調味料からGoogleまで幅広く語られてる。

本の内容の半分くらいはネットについてだが、中でも面白いと思ったのは音楽業界。
違法ダウンロード問題から始まり、これからの音楽ビジネスが語られている。

ミュージシャンはタダに近い形で楽曲をばら撒き、ライブやグッズで収益を得る。
低迷していると言われてる日本の音楽業界も最近はこのやり方で上手くやっているのだろう。
CDを売る時代は終わったのだ。

これに似た問題でブランドビジネスの話も面白かった。
コピー商品が出ても本物の価値は失われない。

誰しもフリーに依存しながら、どこかでお金を払っている。
デジタルが「進めるフリー経済で、次の標的は出版業界だろう。
音楽に引き続き書籍でも出遅れた感のある日本市場だが、今後のどのように変わっていくか楽しみである。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン,小林弘人,高橋則明

日本放送出版協会

Amazonで詳しく見る

【小倉唯ちゃんSP】電撃文庫MAGAZINE増刊 メディアジャック!!スペシャル

メディアジャック!!スペシャル 2011年 11月号 [雑誌]

電撃文庫MAGAZINE増刊『メディアジャック!!スペシャル』を購入しました。
『ロウきゅーぶ』と『神様のメモ帳』を大特集した本です。

アニメを知らない人でも分かりやすく書いてあるので読んでていて楽しいです。
原作のショートストーリーがあったり、製作者のインタビュー記事も良かったですね。

しかしこの本。
タイトルにもあるように、この本は小倉唯ちゃんスペシャルと言っても過言ではないでしょう。

このDVDが凄いです。
約60分でRO-KYU-BU!のメイキング映像&ライブイベント、神様のメモ帳のトークイベント&『カワルミライ』の小倉唯ちゃんVer.のMVが収録されているのです。

RO-KYU-BU!のメイキングはPVを5人の馴れ合いが楽しめます。
小倉唯ちゃんの眩しそうな表情がいいです。
(本では海で撮影してるけどこちらも眩しそう。なぜか小倉唯ちゃんのカットだけ室内だし。)
ライブ映像は前半のみ映像収録。音は全部流れます。
どちらも素晴らしい内容でした。

神様のメモ帳は最初にトークイベント。司会は鷲崎さんです。
小倉唯ちゃんは黒い衣装で大きな熊のぬいぐるみを持って登場です。
流石に慣れているというか、新人声優とは思えない喋りでした。

ネタバレしてしまうと、このトークイベントの魅力は主人公鳴海役の松岡禎丞さんがメインです。
本の方でも語っていましたが、本当に頭が真っ白になっていて先輩方や鷲崎さんにぼこぼこにされている様子が楽しめます。
ラジオでも面白いトークでしたので今後の活躍に期待ですね。僕は応援していますよ!

最後は神様のメモ帳オープニングテーマを小倉唯ちゃんがカバーしたミュージックビデオ。
メイキングから見せてくれますが、アリスの部屋や衣装の再現にはびっくりです。
ロケは夜の渋谷で行ったようで、完成したMVは永久保存ものですね。(音源抽出したいくらいの良さ)

特に割り箸を失敗してしまうシーンと寝顔のカットは素晴らしい。魅力全開です。
あと全体的な色合いがとても好みです。いい空気感。
スタッフを観てみると監督はあのたかみゆきひささん。
素晴らしいわけですね。

こういう企画はファンとしては本当に嬉しいです。
しばらくこのDVDで生きていけそうです。
メディアジャック!!スペシャル 2011年 11月号 [雑誌]
メディアジャック!!スペシャル 2011年 11月号 [雑誌]

【小学六年生BOX】電撃G’s Festival vol.23を貰いました【尻マウスパッド】

電撃G\\\'s Festival vol.23 2011年 11月号 [雑誌]

友人から『電撃G’s Festival vol.23 2011年 11月号』を貰いました。
この本、噂の尻マウスパッドがついてくるのです。

【外部リンク】『ロウきゅーぶ!』ひなたお尻マウスパッドきたああああ!これはアウト!!

マジキチですね。本の価格もマジキチ価格の4000円。雑誌というより付録が本体です。
ちなみに僕が貰ったのは本のみ。なんと驚きの74P。iPhoneより薄いです。

内容はアニメの内容が大半ですが、声優ユニットRO-KYU-BU!の記事もあります。
友人は僕が小倉唯ちゃんのファンだと知ってプレゼントしてくれたようです。有難い。

この記事には大満足ですね。もちろん他の4人も同じように特集されています。

ロウきゅーぶファンだけではなく、声優さんのグラビア目当てでも価値のある本でした。
(もちろん付録目当てでも良いと思います。)
気になる方は是非!

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)

フルメタル・パニック! マジで危ない九死に一生? (富士見ファンタジア文庫)

フルメタル・パニック本編が終了して久しぶりの短編集です。
なんと収録さているお話は03年に書かれたものもあります。

読んだ感想としてはただただ「懐かしいな」と。
本編の後の話が一本あるので、まだまだ続きを読みたいなと感じました。

しかし賀東招二さんが書くフルメタは一応これで一区切り。(今後も続きはある”かも”とは言っていましたが)
フルメタの世界観は別の人が書いてる「アナザー」で読めるそうです。

僕の中でラノベはフルメタとハルヒだったので、一つの時代が終わった気がして悲しい気持ちもありますが、本当に長い間お疲れさまでしたと言いたいです。
最後にテッサの話を読めて嬉しかったです。

あとがきにありましたが、賀東招二さんは新作シリーズを年末辺りに発表するそうです。
一体どんな話になるのでしょうか。今からとても楽しみです。

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

荒木飛呂彦と聞いて知らない人はいないだろうが、念の為に言っておくと『ジョジョの奇妙な冒険
』の作者である。
ちなみに僕はジョジョのファンではないし、漫画も読んだことない。(短編集は所持しているが)

彼の漫画の世界観や独特の表現はホラー映画から影響を受けていると言う。

目次
・まえがき:モダンホラー映画への招待
・第一章:ゾンビ映画
・第二章:「田舎に行ったら襲われた」系ホラー
・第三章:ビザール殺人鬼映画
・第四章:スティーブン・キング・オブ・ホラー
・第五章:SFホラー映画
・第六章:アニマルホラー
・第七章:構築系ホラー
・第八章:不条理ホラー
・第九章:悪魔・怨霊ホラー
・第十章:ホラー・オン・ボーダー

冒頭に好きなホラー映画ベスト20が載っている。
第一章にもあるように一番はロメロの『ゾンビ
』らしい。

この本で語られるホラー映画は全て名作と言っていい。
王道ホラーに触れ、最後の章ではサスペンス映画にも足を踏み入れている。
ノーカントリー
』の殺し屋は確かにホラーだ(笑)

製作者視点で『悪魔のいけにえ
』のエド・ゲインモデル説をしっかり切っていたり、ホラー映画の真理を分析しているあたりにらしさを感じた。

映画ファンも荒木飛呂彦ファンも、どちらの人でも楽しめるようになっている。
映画の感想だけで終わらないところにこの本の魅力はあると思った。

【資料】The History of Jobs & Apple 1976~20XX

The History of Jobs & Apple 1976〜20XX (100%ムックシリーズ)

書店で偶然見かけた。
時価総額米国一位になったAppleと世界を変えた男、スティーブ・ジョブズの本である。
大きな本だが、とても良いものであった。

写真が豊富に使われており、文字の量も多い。
そして歴史を追っていける構成になっているので、最近Appleを知った人にも優しい内容になっていた。

個人的にAppleを語る上で欠かせないのが、このCMである。

このCMについてもちゃんと触れられていた。(内容は各自確認してくださいな)

先日、スティーブ・ジョブズはAppleを辞任したが、今後もジョブズの精神は受け継がれていくでしょう。
まだまだ世界を変えて欲しい。この本を読んでますますそう思いました。